ゴルフをこれから始める人は、基本的なルールを知らない人が多いと思います。
初歩的なことだから周りの人には聞きにくいと思います。
そこで、そんな初心者に向けて、初めてのラウンド前にルールや手順をこの記事を見て学んでおきましょう!
ゴルフの基本ルール
打つ順番(ティーショット)

通常4人1組でコースを回ります。場合によっては、3人(スリーサム)2人(ツーサム)で回る場合もあります。
必ず、1番ホールにて、第一打の順序を決めるために、くじ引きで順序を決定します。上記の写真のような「くじ」が必ず設置されているので、順番に引きましょう!
引いた「くじ」の先に、線が何本入っているのかで、順番を決めます。線が1本なら1番、2本なら2番となります。
その後のホールは、前回のホールでスコアが良かった人から順番にティーショットします。
例え
2番ホールでの成績が下記だとすると
- A;スコア4(パー)
- B;スコア6(ダブルボギー)
- C;スコア7(トリプルボギー)
- D;スコア5(ボギー)
この場合の次の3番ホールでの打つ順番は、「A→D→B→C」の順となります。
次の3番ホールの結果が下記だとすると
- A;スコア6(ダブルボギー)
- B;スコア5(ボギー)
- C;スコア5(ボギー)
- D;スコア5(ボギー)
この場合の次の4番ホールでの打つ順番は、「D→B→C→A」となります。
同じスコアであった場合(B・C・D)は前のホールの結果が良い人から打つというルールとなっている。
その為、3番ホールの結果が、「B・C・D」と同じスコアとなっているので、前の2番ホールの結果が良かった「D→B→C」の順番となりました。
ラウンドの順番
ティーショット

まずは、ティーインググラウンド(第一打の打ち出し地点)からティーショットを行います。
「パー4・パー5」では、ドライバーを
「パー3」では、アイアンを打つことが多いです。
ティーショットでは通常フェアウェイにボールが止まることを目標にして打つ為、ティーショットが届きそうなところには、フェアウェイバンカーや池といったハザード(障害)が設置されていたりします。
ハザードを避ける為に、わざとアイアンで打つ場合もあります。
2打目・3打目
ティーショット以外では、残りの距離が長い人からショットします。
残りの距離に応じて打つクラブを選択していきます。
例えば、「350yardのパー4」であった場合
1打目にドライバーで200yardを打った場合、残りの距離が150yardとなります。なので、150yardが打てるクラブを選択して2打目を打ちます。
パーオン(パー4なら2打でグリーンオン・パー5なら3打でグリーンオンすること)を目指さないのであれば、自分の得意な距離を3打目に残すこともゴルフの戦略の一つ。残り30yardが得意なら、120yard打てるクラブで打ち、残り30yardを残す。
アプローチショット
基本的に、グリーンの近くや周りから、グリーンを狙うショットをアプローチショットと呼びます。
グリーンまでの距離が100yard以内のショットを指すことが多いです。
ゴルフのスコアはショートゲーム(アプローチやパター)で決まると言われるぐらい大切なショットとなります。
ボールの高さによってショット名が変わります。
ロブショット
高い角度のボールで、グリーンに直接着地をして、転がらないボールを打つことにより、グリーンからボールが出ることを避けるショットです。
距離感が大切となりますので、難易度はかなり高いです。
ランニングアプローチ
低い角度のボールで、ボールを転がすことで、ピンの近くに出来るだけ残そうとするショットです。
初心者には、難易度の低い、ランニングアプローチがおすすめです。
パッティング

グリーンにボールが乗った後は、「パター」と呼ばれるクラブで、ボールを転がす。「パット・パッティング」を行います。
グリーンだけは、ボールを拾うことが許されています。ボールとカップを結んだ線上のボールの後ろにマーカーでマークをしてからボールを拾うことが出来ます。
グリーンにボールが乗った場合は、まずマークをして、ボールを拾いましょう。自分のボールが別の人の邪魔になることがあるからです。
グリーンでも、2打目以降と同様に、カップまでの距離が距離が長い人から順番にパットします。
まとめ
ゴルフには、細かなルールが多数存在しています。人によってやコンペ(会社)によってもルールが違う為、あらかじめ確認を行うことを勧めます。
ルールをしっかりと学んで、ゴルフを楽しみましょう♪
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