この記事では、100切りするために必要なコースマネジメントについて解説します。
もちろんショットが上手くなることは必須条件だが、それ以外のそのコースごとの考え方を変えることにより、100切りの助けとなりますので、ショットの練習と共に勉強しましょう!

ゴルフには危険が多い

100切りにおけるコースマネジメントでもっとも大切なこと、それは、「OBを出さないこと」これが1番です!
例えば、ティーショットでOBを出したとすると、その後をどれだけ上手く回れたとしてもダブルボギー(プレイング4から4打目がグリーンオン→2パット)は、ほぼ確定します。
プレイング4からも調子が悪ければ、トリプルボギー・+4・+5など取り返しが付かないようなスコアを出してしまうこともあります。そんなスコアを出してしまうと100切りの可能性が薄くなって、やる気が無くなってしまうゴルファーは多くいます。
そんな事態にならないようにOBは1番に避けないければいけないのです。
コースマネジメント

ではさっそく、本題のコースマネジメントについて話していきます。
例えば、こんな人がいたとします。
- ドライバー=220yard
- 5w=200yard
- 7I=150yard
- 8I=130yard
- Pw=100yard
では、下記のコースを見てください。

赤丸(200yard)
黄丸(300yard)
紫丸(400yard)
まずはティーショットです。皆さんは、このコースを見た時にどこを狙って、クラブは何を握りますか?
このコースでのマネジメントを3つのパターンに分けて紹介します。
それぞれを解説していきます!(あくまでミスショットをしない前提で話しを進めます)
パターン①

赤丸(200yard)
黄丸(300yard)
紫丸(400yard)
1打目「ドライバー=220yard」(残り280yard)赤丸の少し奥
2打目「7I=150yard」(残り130yard)左紫丸の手前
3打目「8I=130yard」(パーオン)
問題点
まず、1打目にドライバーを打つことにより、OBの確率が上がることです。単純に飛距離が大きいクラブほどOBが出やすくなります。(ドライバーが得意でOBを出さずに打てる人は握っても大丈夫です)
2打目に7Iを打つことで池の近く、特に狭くなっている場所に打たざるを得なくなってしまいます。
改善策
まずはこの場面でドライバーの飛距離が必要なのか?を考えてみてください。
次に、赤丸からの2打目は8Iを打ち、池に入る可能性を出来るだけ下げましょう。その後、7Iを打ちグリーンオンさせましょう!
パターン②

赤丸(200yard)
黄丸(300yard)
紫丸(400yard)
1打目「5W=200yard」(残り300yard)赤丸
2打目「7I=150yard」(残り150yard)黄丸と紫丸の間
3打目「7I=150yard」(パーオン)
問題点・改善策
1番理想的なマネジメントです。
ただ、7Iの正確性が求められるため、まだ100切りをしていない人にはおすすめ出来ません。
中級者以上のゴルファーの理想マネジメントとなります。
本当に調子が良い時以外は狙わない方が良いです。
パターン③

赤丸(200yard)
黄丸(300yard)
紫丸(400yard)
1打目「5W=200yard」(残り300yard)赤丸
2打目「PW=100yard」(残り200yard)黄丸
3打目「PW=100yard」(残り100yard)紫丸
4打目「PW=100yard」(ボギーオン)
問題点・改善策
まだ100切り出来ていない人が、このコースにおいて1番最適なマネジメントはパターン③です。
唯一問題点をあげるとすると、ボギーオンしか出来ないことですが、パーオンを狙うことによるデメリットが大きすぎる為、このパターンが最適となります。
少しずつ前にボールを進めて、リスクを出来るだけ回避するやり方ですので、嫌がる人もいるとは思います。
そんな人は、ショットの精度を高める練習をひたすらしてください。そうでないと100切りは難しいです。厳しいようですが、理想と現実は大きく違います。貴方がどちら(楽しい or 結果)を求めるかによって変わります。100切りしたいのであれば選択は限られます!
・ゴルフ経験は約2年
・ゴルフを初めて半年で100切り
・ベストスコア84
・アベレージスコア90