RYOTA
今日は「Aグリーン?Bグリーン?」
このように、ゴルフ場に着いてから、多くのゴルファーはグリーンがどちらなのかを確認します。
そもそも、「なんで使わないのにグリーンを2つも用意するんだろう?」そう考える人も多いと思います。
私も実際にゴルフ場での確認が面倒だったり、サブグリーンに乗った時の対応が分からなくて困った場面が多くありました。
そこで、この記事では「なぜ2グリーンあるのか?本当に必要なのか?」を調査しました。
- なぜ2グリーンあるのか?
- 本当に2グリーン必要なのか?
- 日本以外のゴルフ場ではどうなのか?
しっかりと調査しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ2グリーンあるのか?本当に2グリーン必要なのか?
「必要ないものは作らないよな・・」と何となくでは分かるものの、何で必要かと言われると答えられる人も少ないと思います。
実は、2グリーンの秘密は「日本の気候と芝の特性」によるものでした。
日本の気候と芝の特性について
しかし、海外から取り寄せている芝は、一年中日本の気候に耐えられるものではありませんでした。
そこで、ゴルフ場を設計する時に、暖地型の高麗芝と寒冷型のベント芝の2つのグリーンを設置したことが始まりとされています。
つまりどういうことかと言うと・・
- 夏:高麗芝のAグリーンを使う
- 冬:ベント芝のBグリーンを使う
このようにグリーンを使い分けながらゴルフ場の運営をしていたのです。
佐伯のゴルフ場では、2グリーンを使い分けながら、上手く芝を休ませて養生したり、使用する農薬を減らすために使われています。
海外のゴルフ場の主流は1グリーン!
海外の多くでは、日本のように四季があるわけではありません。
特に日本のような夏の暑さがない地域が多いのです。
なので、管理コストがかからない1グリーンであるゴルフ場が主流となっています。
日本でも1グリーンが増えている!?
2000年代となって、海外からオールシーズン使用できる改良型のベント芝が入ってきたことで、日本でも1グリーンが多くなりました。
ゴルフ場側からしても、1グリーンだと管理コストがかなり軽減されるようです。
なので、芝の品種改良によって1グリーンに変更するゴルフ場が増えているのです。
しかし、グリーンの変更には多大なお金がかかりますので、儲かっていてお金を持っているゴルフ場だけが1グリーンへと変更をしています。