パターは得意ですか?苦手ですか?
ゴルフにおいてパターが一番難しいと言われています!
その理由は、300yardのドライブも1mのパターも同じ1打だからです。グリーンに乗るまでにどれだけ良いプレーをしても、パターで3パット、4パットしていては、良いスコアは出ません。
ですので、この記事は、3パットを撲滅するための方法を紹介します!
目次
「パター・イズ・マネー!」
パターとは、ゴルフで一番スコアに繋がりやすいショットのことです。
ゴルフにおいてパープレーは「72」です。パー4なら「2オン・2パット」、パー3なら「1オン・2パット」、パー5なら「3オン・2パット」、これが出来ればパープレーです。言うほど簡単なものではありませんが、2パットが出来ればゴルフのスコアが安定することは、お分かり頂けると思います。
全ホールを2パットで安定して回ることが出来れば、スコアはかなり安定してきます。
ですので、3パットは何としても避けたいのです!
3パットを撲滅!残りの距離によって考え方が変わる?
パターにおいて、残りの距離は非常に大切です。残りが1mのパターと10mのパターでは、考え方がまるで違います。
- 残り距離【10m〜5m】
- 残り距離【5m〜3m】
- 残り距離【3m〜1m】
それぞれの距離ごとに、変わる意識や考え方を解説していきます!
残り距離【10m〜5m】基本的に1パットは諦めましょう!
結論から言うと、この残り距離では、カップにどれだけ近づけるかを考えてパッティングしてください。
残り1m以内の距離に残せれば貴方の勝ちです!もう2パットは頂いたようなものです。
その為に意識すること、やることは、3つです!
- 1パットは諦める
- 自分自身の「OKライン」を引こう!
- 朝のパッティング練習
それぞれを解説します!
1パットは諦める
この残り距離での「1パット」は、はっきり言って諦めてください。プロのゴルファーでもこの距離をほぼ100%で入れられる選手はいません。アマチュアのゴルファーであれば尚更です。極稀に10mのパットが入ることもあると思いますが、勘違いをしてはいけません。それは、宝くじが当たるようなものです。
勘違いをせずに、堅実に2パットで上がることを目標に考えてください。それだけで、この距離のベストなショットが見えてくるはずです。
自分自身の「OKライン」を引こう!
カップの周りに、イメージで自分自身の「OKライン」を引いてみてください。このOKラインのおすすめは、約2m以内です。
ショートパットが苦手かどうか?残り何mから打ったのか?で変わりますが、その時のベストなラインを引きましょう!
あとは、そこに向かってパッティングをするだけです。もうお分かりだと思いますが、この場合に大切になることは、距離感です。いかに自分のOKライン内にボールを止めるかです。
朝のパッティング練習
朝のパッティング練習でも同様です。10m、7m、5mと色んな距離で練習をすると思いますが、どの距離でもカップを狙うのではなく、自分自身の「OKライン」を狙って練習をしましょう。
今日の距離感を計ることが、朝の練習では重要になってきます!
残り距離【5m〜3m】1パットで決めたいけど、ほぼ入りません。
この距離は、1パットで決めたいと思いやすい距離です。
ただ、この距離は非常に難しく、多少のズレでカップの淵を掠めて外れます。
アマチュアゴルファーがコンスタントに入れることは、ほぼ不可能です。
RYOTA
この距離では、この3つのパターンが多いです!
- そもそも残さない
- それでも1パットで入れたい!
- 1パット目でこの距離!
それぞれを解説します!
そもそも残さない
そもそも、2パット目の時点でこの距離を残さないことがベストです。
先程紹介した、自分自身の「OKライン」が2m以内を推奨していますので、この距離が残った時点で、1パット目は失敗です。
それでも1パットで入れたい!
RYOTA
この距離を1パットで入れたい!
その気持ちは痛いほど分かります。
ただ、この距離で「入れよう!入れよう!」と考えてしまうと、強めに打ちがちです。それでは、最悪の結果として、3パットどころか4パットまで見えて来てしまいます。
まずは、「この距離が残ったことを自分の中で受け入れましょう」。
その後で、10m〜5mの時と同じように、自分自身の「OKライン」をまた設定しましょう。
今度は、かなり狭めで大丈夫です。
推奨距離は「1m以内」です。自分が絶対に次を打っても外さない距離をイメージして打ってください。
それだけで、3パットの可能性は上がりますが、4パットは確実に避けることが出来ます。
1パット目でこの距離!
「絶好の1パットチャンス!バーディー・パーのチャンス!」ということが多いと思います。
ただ、一旦冷静に考えてみてください。この場面で一番避けたいことは何でしょうか?それは、「3パットです!」。
今までとやることは同じです。自分自身の「OKライン」をイメージしてパッティングを行うだけです。
残り距離【3m〜1m】この距離の確率が上がることよってスコアが劇的に変わります。
この距離は、難しくはありますが、人によって差が出るような距離ではありません。
グリーンを読む必要もほとんどありません。
アマチュアゴルファーがゴルフにおいて、唯一プロゴルファーに勝てるとすればこの距離です。
ということは、誰にでもこの距離だけは等しくチャンスがあるということです。
この距離で注意することは1つだけです。
RYOTA
カップを見ないこと!
カップに近い距離では、打つ瞬間に自然とカップに目がいってしまう。
「カップに近い距離では、打つ瞬間に自然とカップに目がいってしまう。」このことは、必ず頭に入れておきましょう!
目線がカップにいってしまうと、必ず頭もカップに向かうので、体が自然に開きます。
体が開くと真っ直ぐに打つことは出来なくなってしまいます。そんな状態では、カップに入ることはまず間違いなくありえません。
必ず意識するようにしましょう!
パターの上達がゴルフ上達への近道です!3パット・4パットを撲滅しましょう!
常にパターでは、最高の状態(カップイン)と許容範囲(残り距離2m)を考えながらプレーしてみてください。それだけで、ゴルフのプレーが今までと全く違うものとなります。
パターに苦手意識を持っている人も多いかと思いますが、苦手に思う必要はありません!考え方が変わるだけで、自分が今やらなくてはいけないことが明確に見えてくるはずです。
「3パット・4パット」を撲滅して、良いスコアに繋げましょう!